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忠武路に君臨し続けるキム・ヘス、女優魂を語る。



キム・ヘス「女優の人生・・・いつも孤独です」

忠武路に君臨し続けるキム・ヘス、女優魂を語る。_b0049893_19343964.jpgキム・ヘスは絶えず自身を証明している。1986年映画「깜보(カムボ=親しい友)」でデビューして以来フィルモグラフィー(出演作品の年代順リスト)を全部数えるのが難しいほど着実に作品活動を続けている彼女はセクシークイーンの代表であり「信じて見る」に値する女優として忠武路に君臨している。「관상(観相)」「도둑들(泥棒たち)」「타짜(いかさま師)」などの興行上の作品だけでなく「이층의 악당(2階の悪党)」「얼굴 없는 미녀(顔のない美女)」などの問題作への出演も躊躇しない。「挑戦こそ俳優が生きているという証拠」と語る女優キム・ヘス。4月29日封切りする映画「チャイナタウン」の中のキム・ヘスは衝撃的だ。華麗なイブニングドレスを脱いで代わりに全身にぜい肉を付け、どす黒い皮膚の色をわざわざ顔にも塗り付けたし髪の毛はボサボサで白髪まじりのみだれ髪。チャイナタウンの裏の世界を支配する組織の女ボスに扮した彼女は再び挑戦に出たし成功裏な結果を受け入れた。キム・ヘスのスペクトラム(領域)はまた広くなった。

「変身という言葉は陳腐です。だが『チャイナタウン』を通じて『変身』とキッパリ言えるキャラクターに出会いました。最初は衝撃的だったし映画的でした。情緒的なショックが大きくて選択するのに時間がかかったのは事実です。ざらに経験できる強烈さではありませんでした。まるで他の形態で存在するかのように、わかるようでわからないような抽象的なものでした。目が合っただけで身動きできない人、奇妙な空気にとらわれた女ボスをお見せしたかったのです」。

女性らしさに満ちたキム・ヘスだが一つずつそれを消していった。男っぽさをわざわざ加えるのじゃなく、男でも女でもない怪物のような人間がまさに女ボス。キム・ヘスでさえ「一歩引き下がらせる人物だった」と話すほど難易度の高い演技が必要だったけれど合格点をもらった彼女は「魅力的だから欲が出たけれど一発で決心がつかなかったのは『チャイナタウン』が初めてだった」と話した。情緒的な負担はずっとキム・ヘスを悩ませた。

「幸い望む目標に到達したようです。『チャイナタウン』に欲が出たのは女性が主人公だからでなくキャラクターと物語を解いていく方式のためだったのです。女が主人公だとかそうじゃないとかってことは別に重要ではありません。どのように観客と疎通できるかに重きを置きます。今回の作品は女性という性別の概念で縛ることができる性質のものではありません。ジャングルのようなところで生き残った生き残り、権力、家族、そして現在に対する談論を交わします。

すらっとした身なりの上にぜい肉をべたべたくっ付けた姿がどうだったのか尋ねると「夏に撮影をしたので暑かった」と言って笑う。映画の撮影をするあいだずっと図体のでかい『女ボス』で暮らしていたから今の普通の時の姿をスタッフが見れば驚くのだそうだ。「こんな経験は初めてだったし、新鮮だった。このような試み自体が楽しかった作品がまさに『チャイナタウン』と説明した。

「女ボスの体はあの(キム・ヘス)とは完全に違わなければならないと思いました。生き残るために全てのものを取り除いた身なり、綺麗ではないが熾烈だった過去が溶け合っている体です。だがそれが過度ならやらない方がましです。観客が『女ボス』を通じて『キム・ヘス』を読みとったのでは駄目だったんですから。どうすれば効果的かを巡って制作スタッフとたくさん悩みました。あれこれテストも多かったです」。

生き残るために地団駄を踏む人たちが集まった「チャイナタウン」はまるで俳優の世界とも同じだ。キム・ヘスはいつもそのように熾烈だった。作品の中の破格的な姿に彼女のアイディアもかなり付け足された。「人間キム・ヘス」を捨てて「女ボス」にさらに近付いた。「一癖も二癖もある作品だ」という言葉にこんなに重量感が積まれるとは・・・。

演技を始めて何と30年。デビュー以後危機もあったがキム・ヘスはこのように自らを慰めた。「目標があるか」と尋ねたら「以前からそうだし的確な地点に向かって行くのではない」と語った。ひたすら「女優キム・ヘス」の時間を過ごすのが良い。円熟期に入り込んだので「日進月歩」と言えば大変だがそれでも一歩ずつ前へ行っていることに満足する。「ある瞬間に派手に引退するより誰にもわからないように静かに忠武路を離れたい」という言葉が印象深かった。迷惑をかけて退場するより徐々に足跡をくらます。キム・ヘスが考える「引退」はそうだった。

「孤独です。特に演技する時は狂ったようにそうです、はなはだしくはまともに演技していると自ら思う時でさえ。俳優で生きるということは難しいことのようです。もちろんある方たちはおおげさだとおっしゃるだろうけれど、そのように感じるのです。いつもそうだったようです。愛する人がいるとかいないは関係ないです。時間を一緒に使える人がいるかが重要です。本当に孤独な時は友達を呼んだりします。長いあいだ会ってきた人たちといればおのずと悩みも消えました。

記事元:스포츠한국(←韓国語原文はこちらクリック)。

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by madray1 | 2015-04-25 19:36
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